先端医科学スポーツアカデミーが日本のスポーツ界、トレーニング法を変える!

2014.12.23

医学的な見地からエビデンスがあるトレーニング法やエクササイズ、トレーナー、指導者としての基礎知識と技能の教育を行う国内で初めてのアカデミーが2014年11月に順天堂大学医学部 小林弘幸教授を 代表理事としまして設立されました。

一般社団法人 先端医科学スポーツアカデミー定款

第1章 総 則
第1条 (名称) この法人は、一般社団法人 先端医科学スポーツアカデミーと称し、英文ではAdvanced Medical Sports Academy (略称 AMSA)と表示する。

第2条 (主たる事務所) この法人は、主たる事務所を東京都文京区に置く。
2 この法人は、理事会の決議により、従たる事務所を必要な地に置くことができる。

第3条 (地方支部) この法人は、理事会の承認を経て、地方支部を置くことができる。

第2章 目的及び事業
第4条 (目的) この法人は、先進的なスポーツトレーニング及びスポーツ医学に関する研究ならびに科学的知識および技術の普及啓発を行うと共に、アスリートの教育を通じた人材活用、スポーツの活性化、ひいては日本のスポーツ競技の国際地位向上を図り、もって国民の健康と福祉の増進に寄与することを目的とする。 第5条 (事業) この法人は、前条の目的を達成するため、下記の事業を行う。

(1)先端メディカルスポーツに関する研究
(2)学術集会、講演会、研究会等の開催
(3)先端メディカルスポーツに関する研究の助成、奨励および研究業績への表彰 (4)医科学知識及びトレーニングノウハウを習得したトレーナーの認定制度に関する事業
(5)機関誌・論文・図書などの刊行
(6)先端メディカルスポーツに従事する者および競技を引退したアスリートの指導・育成
(7)企業・自治体等への健康増進に関するアドバイスおよび研究成果の提供 (8)日本・内外の学術団体・関係官庁・関係団体との連絡・提携・協力
(9)その他、この法人の目的を達成するために必要と認める事業

代表理事は順天堂大学医学部 小林弘幸教授が努め、副代表理事は私、末武が努めさせていただきます。
発足時には各分野の第一線の臨床専門医、メジャーリーガーのスポーツマネージメント法人代表CEO、先端技術開発法人のCEO 7名が理事、順天堂大学大学院医学研究科に籍を置かれ、法曽界でご活躍される弁護士が監事として就任しました。大学時のラグビーの試合中の事故で脊髄損傷・四肢麻痺のハンディを克服して医学博士の学位を取得されたスポーツ心理学、自律神経研究のスペシャリスト 雪下岳彦先生も理事を努めます。
障害者スポーツの普及や障害者の身体機能向上への研究にも期待が持たれます。

すでに理事のネットワークから多くの学会、団体との提携が決定し、評議員も日本を代表します世界的トップアスリート、指導者の方々が就任されます。

2020年 東京五輪開催が決定し、スポーツ界におきまして大きな流れが起こっています。
日本が世界から評価されるためにもエビデンスが確立しました健康法、トレーニング法、エクササイズの普及が必要です。
そのためには、アスリートのみならず スポーツ現場で指導を行う指導者やトレーナーの教育が必須事項です。

これまでのトレーニングやエクササイズのほとんどが医師が開発したり関与して行われることはありませんでした。
書店では多くのエクササイズ、トレーニング法が紹介された書籍が山積みになっていますが、検証したり医学的根拠に乏しい内容の書も少なくありません。

トレーニングにカリスマは不要です。
エビデンスこそ最も重要な要素であり、多くの指導者に伝えるべきことだと考えています。
また、個人個人の特性を尊重した指導がスポーツ現場ではほとんど行われていないことも気がかりです。
画一的に行われるトレーニング法も見直される時期に来ています。

すでにAMSAでは、アスリート育成、トレーナー育成プロジェクトがスタートしています。
各分野の専門医やトレーナー、スポーツ指導者、鍼灸師、柔道整復師が一緒に情報交換したりチームでアスリートをサポートする体制は国内ではほとんど見当たりません。

あらゆる角度からアスリートをサポートすることは既に欧米では普及した支援システムです。
今回のAMSAでの合宿では、プロゴルファーの身体能力向上を自律神経機能計測して検査結果を分析してゴルファーへフィードバックします。

メンタルスポーツと言われているゴルフもメンタルより自律神経へのアプローチが重要であることが私どもの研究でわかっています。イメージより生理学的変化を起こさせるエビデンスがあるトレーニングこそ重要なのです。

AMSAのプロジェクトはアスリート支援だけにとどまらず 科学的トレーニングの実証、研究、トレーナーや専門医など各分野のスペシャリストの情報交換、ネットワーク構築にまで至ります。

第1回AMSAゴルフプレミアム強化合宿では、ゴルフ界で活躍する第一線の指導者、トレーナー、専門医が揃いプロゴルファーのパフォーマンス向上指導を実際のラウンドを通して行います。
ラウンド中の心拍変動解析データを採取し 自律神経機能とゴルフのスコアやドライバーの飛距離などの関係を分析し プロゴルファーにとって最適なパフォーマンス向上 コンディショニング、トレーニング、ケア、準備などを指導します。

第1回AMSAゴルフプレミアム強化合宿
日程:2014年12月13日(土)~14日(日)
場所:合歓の郷(ねむのさと)ホテル&リゾート
三重県志摩市浜島町迫子2692-3(伊勢志摩国立公園内)

第1回AMSAゴルフプレミアム強化合宿詳細

合宿目的:
本合宿は、自律神経系からのアプローチにより、ゴルフ競技におけるパフォーマンス向上を目指すものとします。

対象:プロゴルファー

合宿日程詳細:
1日目:2014年12月13日(土)
10:30 ゴルフラウンドスタート(自律神経機能測定実施)
16:00 ラウンド終了後、ケアストレッチ
18:00 会食
20:00 セル・エクササイズ、先端トレーニング法、スポーツ医学等講義
22:00 1日目終了

2日目:2014年12月14日(日)
7:00 コンディショニング
8:00 朝食
10:30 ゴルフラウンドスタート(自律神経機能測定実施)
16:00 ラウンド終了後、解散
*各日の食事内容は、全て小林暁子医師が監修したアスリート食となります。

後援:三井不動産 株式会社
主催:社団法人先端医科学スポーツアカデミー(AMSA)
企画・運営:トップアスリート株式会社 ドクターズデザインカンパニー株式会社
WINフロンティア株式会社
協賛:南洋ホールディングス株式会社 株式会社ホットアルバム炭酸泉タブレット

▼講師プロフィール(50音順)

小林 弘幸(こばやし ひろゆき)

講演内容:自律神経とパフォーマンスについて
略歴:順天堂大学医学部総合診療科・病院管理学教授。各種研究の中で、自律神経系バランスの重要性を痛感し、数多くのトップアスリートや文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる。
 
後藤 悠助(ごとう ゆうすけ)

講演内容:ゴルファーのスポーツ障害、その先端治療と予防法について
略歴:日本整形外科学会専門医、認定スポーツ医、日本体育協会公認スポーツドクター、日本医師会認定健康スポーツ医
 
末武 信宏(すえたけ のぶひろ)

講演内容:先端トレーニングとセル・エクササイズ、正しいストレッチ法について
略歴:さかえクリニック院長。トップアスリート(株)代表取締役。トップアスリートのフィジカル・メディカルトレーニング、コンディショニング指導を20年に渡り実施。
 
仲田 健(なかた けん)

講演内容:ゴルファーのためのフィジカルトレーニング実技と理論について
略歴:ストレングス&コンディショニングコーチとして、トップアスリート達のパーソナルトレーナーを務める。第1回チアリーディング世界選手権金メダルを獲得する等、自身もアスリートとして活躍。
 
横田 真一(よこた しんいち)

講演内容:4スタンス理論について
略歴:プロゴルファー。ツアー通算2勝。2005年から2年間、日本ゴルフツアー機構(JGTO)選手会長を務める。現在、順天堂大学大学院修士課程に在学中。
 
アスリート食監修
小林 暁子(こばやし あきこ)

小林メディカルクリニック東京院長。
順天堂大学総合診療科での経験をもとに、内科・皮膚科・女性専門外来など、全身の不調に対応する診療を行う。

このように専門医がトレーニングセミナーやプロアスリートを指導する機会は国内ではほとんどありません。
しかし、アスリートの身体パフォーマンス向上には、専門医のサポートが必須です。

AMSAでは、多くの専門医がその活動に関与し先端医科学トレーニングを研究開発しています。
AMSAは開かれた団体で医師や有資格者、アスリートでなくても加入できますので是非、エビデンスがあるトレーニング法やエクササイズ、健康法に関心がありましたらご加入いただけましたら幸いです。

今後、AMSAではアスリートのみならずトレーナー、各種競技指導者の方々を対象にセミナーや講習会を行っていきます。
医学的根拠に基づく コンディショニング、トレーニング、ケアそして最先端のスポーツ医学や治療法が学べる貴重な機会になります。

→ AMSAフェイスブックページ